「北の魚沼」上士別～お米日記№５

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６月１４日(木)天気晴れ

 今日は、いつもながらの士別方面でのお仕事があり、行ったついでに田
植え後の作業をレポートした水留農場に寄りました。
 まずは、稲の生育状況を見てみましょう！。


最近天候が良いこともあり、順調に生育しているようです。
田植え後の今は、草刈作業のピークです。

細長い畦や耕作道路の草刈りをします。
気温が上昇している中での草刈り作業は大変です。
この草刈りをきちんと行わないと、虫などが発生してしまいます。
クリーン米生産を行っている農家さんは、減農薬で必要最小限しか農薬を
使用しないため、害虫発生を抑制するためにも草刈りは重要な作業です。
畦道は何キロもあるため、草刈り作業は２週間程度かかるのです。
では、草刈り作業の様子を見てみましょう！。


私の子供の頃は、肩掛けの草刈り機械により作業していましたが、今は、
ゴルフ場の芝刈り機のようなタイプの機械です。

畦の法面も角度をつけることができるので、草を刈ることが可能です。
昔よりは、楽になったとはいえ、耕作する田んぼが増えることにより、畦
の草刈り延長が何倍にもなったわけですので、重労働にはちがいありま
せん。また、仕上げ作業やカッターが届かない場所や石が多い場所など
は、昔と同じように肩掛け式の草刈り機で作業を行います。
先ほど述べたように、農薬の使用が少なくなったことにより、こんな光景
もみました。


たくさんのおたまじゃくしなどの生物が、田んぼにいました。
私の子供の頃、一時、農薬の使用で生物が少なくなったこともありました。
でも、安全・安心のクリーン米を唱っている現在、いろいろな生物が田んぼ
に戻ってきています。こんなところにも美味しくて安全なことがわかって
くるような気がします。